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フリーランスのWixホームページの作り方:案件獲得に近づく10のステップ

更新日:2023年11月29日

多くのフリーランスが仕事をするときに活用しているのが、SNSアカウントでの情報発信やクラウドソーシングサイト。しかし本格的に仕事を受注しようとすると、ホームページの開設は欠かせないでしょう。実際、活躍しているフリーランサーは自分のサイトを持っていて、案件受注の可能性を大きく広げています。


とはいえ、「ホームページの開設=案件受注」に直結するわけではなく、いくつかのポイントをおさえてホームページを作成することが重要です。この記事では、フリーランスで顧客を獲得したい方に向けて、Wixを使ったホームページの作り方について10つのステップに分けながら詳しく説明します。ぜひ参考にしながら充実したサイトを作ってみてください。



自作すれば費用が大幅に削減できる!


ホームページを作成する場合、「自作」と「外注」に分けられます。費用をなるべく抑えたい場合は自作するのがおすすめです。


例えば外注で作成する場合に必要な初期費用は、十数万~数十万円程。プロに任せれば高度なデザインのホームページが作れますが、継続的に運営費がかかることを考えると、費用を抑えたい人には向かないでしょう。


一方、自作する場合はWixのフリープランを使えば無料で作成できるため、気軽に自分のホームページを持つことが可能です。広告非表示や容量の拡張、独自ドメインが取得できる有料版でも、月額1000円~2500円程度で利用できるので、圧倒的に費用がかかりません。



Wixでホームページを作るメリット


Wixは、2006年にイスラエルで設立されたホームページ作成サービスです。日本語にも対応しているので、迷わずに操作できます。


また、HTMLやCSSなどの専門知識が不要かつ洗練されたデザインのサイトが作れるので、WordやExcelを使う感覚で簡単にホームページが作れるのもメリット。マウスのドラッグ&ドロップを使って、視覚的にレイアウトが作れます



まずはセルフブランディングを行う


フリーランスが自身をブランド化させることはとても重要です。理由として以下のポイントが挙げられます。


  1. 自分の価値と他人とを差別化する

  2. 認知度の向上

  3. ビジネス・アイデンティティの確立

  4. ファン(顧客)の獲得

今回の記事のテーマであるホームページの作成はもちろん、ロゴの作成、顧客ターゲットの選定、自身が抱える理念などをしっかり分析・実行することがセルフブランディングの方法です。自分をしっかりPRして、ビジネスチャンスをつかみ取りましょう。



フリーランス向けホームページの作り方


フリーランス向けのホームページを作る場合は、以下のステップで作成すると充実した内容になります。


案件獲得に繋がる10のステップ

  1. テンプレートを選択する

  2. ドメインを登録する

  3. ブランドを構築する

  4. コンテンツを充実させる

  5. デザインパーツを追加する

  6. ビジネスツールを導入する

  7. ブログを開設する

  8. SEO対策を行う

  9. スマホに対応させる

  10. ホームページを宣伝する

それでは、項目ごとに詳しく解説していきます。



01.テンプレートを選択する


まずはテンプレートを選びましょう。フリーランス向けのデザインテンプレートが豊富に用意されているので、目的に合ったデザインのものを元にして作成します。ご自身のスキルや実績を効果的に魅せられるテンプレートが見つかるはずです。


参照:wix.com


レイアウト調整も視覚的に操作でき、自由にカスタマイズ可能。「アニメーション効果」などの機能も、マウス操作だけで作れるのでわかりやすいです。


テンプレート選びのコツは、シンプルなデザインを選ぶこと。後々のカスタマイズにおいても同様に言えることです。顧客が必要な情報を拾いやすいデザインを意識して、ホームページ作りを行うとよいでしょう。



02.ドメインを登録する


ドメインとは?



ドメインとは、ウェブサイトのとして使用される固有のウェブアドレス(URL)です。ホームページの場合、www.以下の部分のことを指し、自分で好きな文字列を指定するオリジナルのドメインを「独自ドメイン」と呼びます。


参照:wix.com


加えて、GoogleやSNS、特許取得プラットフォーム(J-PlatPat)を使って、取得予定のドメイン名が既に商標登録されていないか調べることも大切です。



03.ブランドを構築する


①ブランドロゴを作る


参照:wix.com


セルフブランディングの一環として、オリジナルのブランドロゴを作ってみましょう。自身で作成できない場合、Wixのロゴメーカーを使えば簡単に商用利用可のオリジナルのロゴが手に入ります。簡単な質問に答えるだけでAIが自動でロゴパターンを出してくれるうえに、カスタマイズも可能なのでデザインが被る恐れもないでしょう。



②サイトのフォントを決める


フォントを決めて統一して使うことで、そのサイトのイメージを作ることができます。


フォントが与えるイメージ

  • 明朝体…上品、知的、真面目

  • ゴシック体…親近感がある、目立つ、楽しい

  • 丸ゴシック体…優しい、ソフト、ワクワクする

  • 行書体、教科書体…和風、伝統的で古めかしい

参考にしたいサイトのフォントを調べる方法はいくつかありますが、Chromeの拡張機能「WhatFont」を活用するのがおすすめです。



調べたいテキスト上にマウスオーバーすることでフォントの名前を知ることができます。



③Webサイトのテーマカラーを決める


Webサイトを作成する際は、配色比率に着目するとバランスの取れた美しいデザインに仕上がります。



  • ベースカラー:メインカラーやアクセントカラーの引き立て役

  • インカラー:サイトの色を決定づける色

  • アクセントカラー:最も目立つ色で、サイト全体の引き締め役


上記の配色バランスを元に、自身のブランドイメージに合うカラーを選んでみましょう。サイトのロゴカラーをメインカラーにしている場合も多いです。



④スローガンを決める


スローガンとは、ご自身がフリーランスとして働く上で考えている在り方を分かりやすく一言にまとめたもののことです。認知しやすい、口にしやすい、掲げやすいフレーズを一つ持っていると、競合他社との差別化を図ることができ、ブランドとして魅力的に映るでしょう。



04.コンテンツを充実させる


凝ったデザインのホームページを作り、自己PRに役立てる方法もありますが、クライアント目線のサイトを作るなら、コンテンツ内容にこだわることが大切です。 以下の表では、フリーランスがホームページに掲載すべき重要な項目をご紹介します。

​トップページ

サイト訪問者が最初に目にするページです。どのようなサービスを行っているのか伝わりやすい文言を入れましょう。画像や動画などを吟味して、第一印象のよいページとなるよう意識してください。

商品・サービス内容

どのような業務を請け負うことができるのか細かく明記しましょう。顧客からの注文や電話相談を受け付けたい場合は、ページに注文フォームや予約カレンダーを追加するのがおすすめです。

​仕事の実績

これまでに手掛けたプロジェクトや取引先を一覧にすると、ビジネスパートナーとしての信頼度を判断してもらえます。学歴や職歴よりも重視されるので、ホームページ開設の際には掲載したい項目です。

​制作の流れ

仕事の依頼から見積もり、ヒアリングや納品、修正など一連の流れを分かりやすく明記しましょう。Web知識が全くないクライアントにも伝わりやすいように説明することが大切です。

料金案内

実際にかかる費用は個々の案件によって異なるものの、「料金はお問い合わせください」などと金額を示さないのはNG。「トップページのデザインは○万円~」「LP制作○万円~」のように、おおよその金額を提示するとクライアントも判断しやすく、集客UPに繋がりやすくなります。

プロフィール

最も自己PRができるページです。個性やポリシーなど、ビジネスについての考えを書くと、サイト訪問者にどのような人か知ってもらえます。もし、業務に関わる学歴・職歴がある場合は併せて載せるとよいでしょう。

​お問い合わせ

あなたに興味を持った人が問い合わせられるよう、お問い合わせフォームを作りましょう。電話番号や住所を公開するとより親切です。もし個人事業主で自宅の住所を載せられないときは、居住地域のみでも公開することを推奨します。

上記を参考に、顧客ファーストを意識したコンテンツ作りをしましょう。クライアントが必要としている情報が拾いやすい内容・デザインを心掛けることは、案件獲得や信頼に繋がります。



05.デザインパーツを追加する


必須ではありませんが、サイトをより魅力的するならデザインパーツを追加するとよいでしょう。 Wixを使えば、ホバーエフェクト、カスタムグリッド、アニメーションなどの効果を簡単に組み込めます。コンテンツの見やすさを優先しつつ、自身のサイトに必要なパーツを選んでみてください。


06.ビジネスツールを導入する



参照:wix.com


クライアントとのやり取りを簡素化するのに役立つのが、「Wixチャット」のようなビジネスツール。 フリーランスの場合、顧客とのコミュニケーションから商品のマーケティングまで一連の業務をいかに効率よくこなせるかが課題になりがちです。


そのようなときにWixチャットを導入すれば、訪問者のアクセス通知を受信してリアルタイムでチャットの送信が可能になります。また、チャットにフォームを表示して見込み客を獲得することもできます。


ほかにも、スケジュール管理ツールやアクセス解析ツールなど便利な機能はさまざま。時間とコストは有限なので、フリーランスとしての働き方を考えながらご自身にマッチするツールを取り入れましょう。



07.ブログを開設する


ブログの開設も、長期的な視点で考えると顧客獲得に繋がっていくのでおすすめです。WIxには、高機能SEOツールが備わっている本格的なブログツール「Wixブログ」があるので、ぜひ利用してみましょう。


ただし、ブログを始めるのは駆け出しの慌ただしい時期ではなく、落ち着いてからでOKです。あくまで補助的な営業支援ツールとして、量より質を意識しながら書くことを推奨します。



08.SEO対策を行う


多くの人に見てもらえるよう、SEO対策をしっかり行うことも重要です。SEOとは「検索エンジン最適化」という意味で、Yahoo!やGoogleなどで検索したときに自身のホームページを上位に表示させるテクニックのことをいいます。


ホームページのSEO対策は、一度行ったら完了というわけではなく、定期的にコンテンツを更新しながら行っていく必要があります。一般的に、検索エンジン利用者の80%が1ページ目までしか見ないといわれているため、しっかり対策を行いながら管理していきましょう。



09.スマホに対応させる


作成したホームページを、PCだけでなくスマホでもキレイに表示されるように設定しましょう。スマホからインターネットを利用する人は全体の約50%と言われているため、欠かせないポイントです。


スマホ表示に最適化させる方法は大きく分けて以下の2通りです。

レスポンシブデザイン

​PCやタブレット、スマートフォンなど、それぞれのデバイスでの最適な表示を実現するデザイン手法のこと。

PC用、スマホ用それぞれに分けてホームページを用意する

画面幅の異なるデバイスごとにホームページを作る。ホームページにアクセスすると、どのようなデバイスで見ようとしているのかという情報が伝わる仕組みがあるため、そのデバイスに応じたホームページにアクセスすることが可能。

このうちGoogleが推奨しているのは、レスポンシブデザインです。Wixサイトであれば、レスポンシブデザインにも対応させることができるので、非常に便利だと言えるでしょう。



10.ホームページを宣伝する


ホームページの公開後は、顧客獲得のためにサイトを宣伝しましょう。方法としては、ご自身のSNSアカウントでホームページをシェアしたり、名刺やメールの署名にサイトURLを載せるなどがあります。



まとめ


ホームページを作ることは、フリーランスの案件獲得の可能性を広げるのに有効的な手段です。


今回ご紹介した10のステップを丁寧に作り込んでいくことで、顧客にあなたがどのような人か、どのような理念を持って仕事をしているのかが伝わるでしょう。


また、クライアント目線になって、自然とサービス内容に目が行くようなシンプルなデザインを心掛けることも大切です。


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